クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

2016年5月23日(月)以降 新患フィリピーナ⁉

5月23日(月)
本日午前中に運ばれて来たのは、フィリピンの女性患者さん。


タンカーに乗せられた彼女が向かった部屋は……勿論女性フィリピン2人部屋。


そう、この前まで私が居た部屋である。


女性フィリピン3人部屋になった瞬間、エドワード、フィリピーナ2人は、ここぞとばかりに輪になって
「ばんざーーーい‼ばんざーーーい‼ばんざーーーーーーい‼」
と万歳三唱し、もう大騒ぎであった。


フィリピンばっかり集まって、「フィリピンパブ」か‼‼


けど、この新患さんは症状が重いみたいだから、そっと休ませてやってよ……と切に願う。



ところで、同室浅○さんのことですが、何十年と慣れ親しんだ、自分のベットに乗り降りする向きが、入院したとたん逆になってしまい、慣れないものだから、体が痛くて夜眠れないのだと最近悩んでいた。


83才と高齢ですし看護師「桑○さん」に相談してみたら、なんと場所替えOKになり、14時頃から窓側に移動し一安心。


皆で荷物の移動など、手伝っちゃいました。


慣れている側のベットサイドから上がることで、今晩から少しは眠れると良いけどなぁ~。



話は変わり、甥っ子が予防薬を始めてから、体の湿疹が結構酷く、痛くて寝られず、のたうち回っていると、妹が言っていて、だいぶヤバそうである。


担当の先生が週に一回だからと、それまで病院を我慢しようとしているから、危ないし、すぐ診てもらった方がいいと伝えました。


病院行ってくれるかなぁ……。心配。



それから、主人も今日は病院でした。


自分と同様の薬を飲んでいますし、採血結果は気になるところです。


結果は腎臓、肝臓共に大丈夫でした。


そして、以前から甲状腺のあたりが、腫れているような気がして、気になっていたのも、大丈夫だということで安心しました。



主人が病院だった日、こちらの病院で受診した患者さんの中から「結核」が判明した方が居たそうで……。


その方は「トラックドライバー」で「ガフキ-10号」だと、主人経由で知ることになりました。


10号というのは、菌量マックスってことだけど……。


自分も9号だったから、人の事言えないけど、またこの病棟に近々、一人増えるということだ。


最近患者数が多い気がする。




5月24日(火)
夕べは、消灯後も苦しくて咳が止まらないから、その度に何度も起きて、あまり寝られなかった。


生理痛も昨日の午前中くらいまでは、鎮痛剤無しで何とか大丈夫と思っていたけど、今日また生理痛ぶり返し昼頃に、コカール3錠飲んじゃった。


ほんとめんどくさいね。


主人が夕飯前くらいに来て、着替え、水、お茶、ティッシュなどを持ってきてくれました。


ディールームにいる間に、夕飯がきたから食べながら話してました。


生理痛の鎮痛剤で、胃が荒れてしまったようで、私にしては珍しく、あまり食べれなかったかなぁ。


食べることは仕事……くらいに思っているものですから。



主人もまた、甥っ子の湿疹の件は心配していました。


主人が帰った後、妹に連絡してみました。


そうしたら、実は日中、甥っ子を病院に行かせたとのこと。


すると「帯状疱疹」と言われたそうで、そりゃ痛いし痒いし、のたうち回る訳だ。


予防薬とは直接、関係無いとのことだが、飲み薬、塗り薬をもらい、とりあえずは良かったかな。


イスコチンがまだ粉薬のままなので、錠剤にしてもらえるか、聞いてみるって。



話はがらっと変わりますが、今晩21時消灯後、23時頃のこと……。


皆が就寝中、薄暗く静まり返った病棟に……ものすごい音が鳴り響き、飛び起きる……。


ざわついている方へ行ってみた。


すると暗闇の中、男性部屋でひっくり返って、口から血を流している、おばあちゃん患者「キミちゃん」が居るではないか。


青タンも出来てるし、床にも血がたくさん散らかっていて、派手に転んだことが推測された。


キミちゃんの手には、廊下手すりの部品が握られていて、単純に手すりに捕まって歩いている最中、外れて転んだのだろう。


勢い余って転がった先が男性部屋って訳かぁ。


男性部屋の人達は、ものすごい音がしたことに、何事かと超ビックリしていましたね。


古い病院だから、あちこち不具合もあったりで、なかなか危なかったかもしれない。


頭打たなくて不幸中の幸いかも。


キミちゃんお大事に~。


夜中にとてもビックリした事件であった。