クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

2016年6月5日(日) 同室浅○さんの戦後話

6月5日(日)
今日も1日通して、割りと咳が出た方じゃないかな。


14時すぎ、主人が着替え、水、お茶など持ってきてくれた。


そして、以前に同室「浅○さん」との会話の中で、コーヒー好きだという事がわかり、近くのスターバックスで、主人がホットコーヒーを買ってきてくれたのでした。


「浅○さん」は
「コーヒーが飲めるなんて夢のよう……。」
と言って喜んでいました。


気分の良くなった「浅○さん」は戦後の話や娘時代に働いていた話が止まらなくなり、我々はなるほどね~と聞き入ってました。


主人は、なかなか終わらない「浅○さん」の語りに、若干お腹いっぱいの様子だったみたい。



ところで、隣の部屋の「叫ぶおじいさん」が、ずーーーーーっと向こう側の個室に移動した。


おじいさんの雄叫びが聞こえなくなったから、少し気が楽になったかも。


そうかと思えば、こないだまでディールームで、家族や患者さん達と、花札で楽しんでいた、結核とは思えないほどの、とても元気なおじいさんが、誤飲で苦しくなり酸素マスクしたりと、大変慌ただしい展開になったのだった。


なんて浮き沈みの激しい1日なんだ……。