2016年4月1日(金)以降 全部ネブライザーに
4月1日(金)
今日は暖かい。だんだん桜の季節になってきました。
女性部屋から見えるしだれ桜は、満開まではもう少しかかりそうです。
対する男性部屋から見える桜はというと、満開でお見事です。
桜の枝が窓に接触するくらい近くて、花びらを触りたくなるけど、もちろん窓は開きません。
隔離病棟では、絶対に窓は開かなくなっています。
患者が脱走でもして外に結核菌をばらまいたりしたら事件になりますし、病室全部が減圧部屋になっていて、菌の浮遊も抑えられているらしく、風邪にすらかからないはず……ということです。
今朝は痰採りと日中にレントゲンでした。
野○先生と話し合って、この際メプチンは止めて、1日3回~多くても6回までネブライザーでいくことになりました。
ぶっちゃけ、夕べから今日の昼間では苦しかったけど、ネブライザーやると超スッキリでした。
メプチンよりネブライザーの持続性が良いものですから。
そして、1日3回の薬にメジコン(咳止め)が追加された。
実は気管支喘息気味だと誤診されていた頃から、今の今までコデインリン酸という強めの咳止めを飲んでいるのに、更に追加されて結構な薬の量ですが、最終的には減っていくのだろうか……。
全部初めての事ばかりだから考えても仕方ないですね。
ところで、本日の喀痰の結果はガフキー1号‼でした。
思ったより、こんなに早く1号になってビックリです。
今日も主人が2リットルのペットボトルの水などを持ってきてくれました。
そして、洗濯物を渡しお願いしました。
いつも雑用ばかりさせてしまっているけれど、非常に助かっていますし、有り難い事です。
4月2日(土)
今日からは朝っぱらから、ネブライザーが始まり、朝、昼、寝る前の計3回やってみた。
まだ慣れていないせいか、朝の呼吸の浅い時に吸うのが難しかった。
そのせいか、上手く痰を出しきれていないのか、午前中はゼコゼコしていた。
昼のネブライザーで、ようやくスッキリして呼吸が楽になりました。
この病棟に来た早々に、ディールームでつかまって話を聞かされた、「田○さん」が退院して行った。
おじさんとばかり思っていたけど、他の患者さんからまだ50代だと聞かされて、そんな年齢だったなんて~失礼しました。
田○さん10年前にも結核になり、今回2度目でしたが、退院に向けて体力を付けるために、外を一生懸命ウォーキングしていたのが印象的でした。
職場の従業員から結核陽性が沢山出てるから、戻るの怖いって言っていたけど、本当ですよね……。
外に行けるってどういうこと?って思ったかもしれませんが、体から結核菌が無くなって、いわゆるガフキー0号状態で、先生の許可が降りて初めて、外の病院周りのウォーキングに行けるそうなんです。
自分も早く外の空気を吸えるようになるのが、最初の目標かな。
14時半頃に主人がティッシュなどの日用品を届けてくれました。
これだけ毎日毎日、ゼコゼコ咳き込んでいますから、ティッシュの減り具合がはんぱないんですよね。
話は変わり、今日初めて同室の陽○ちゃんの弟さんに会いました。
ディールームで陽○ちゃんと面会してましたけど、見た感じとても優しそうな弟さんでしたよ。
陽○ちゃんも家族が心配でしょうね。