クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

飲み薬&注射 オブラート&花がつお包み 🐱5

2015年夏以降、クリームの発作が出る様になり動物病院ではステロイド、安定剤等を首に注射し、飲み薬にステロイド、抗てんかん剤、脳圧降下剤が処方されました。

薬を飲ませる際は、スープ状や軟らかいフレーク状のフードに一緒に混ぜたり、茹でた鶏胸肉に挟んで食べさせたりと、ごまかしながら食べさせていました。

上手くごまかしたつもりでも薬が苦い為にバレると逃げて行ってしまったり、怒って鶏胸肉に猫パンチしてきたりします。

それでも薬は大事ですので根気強く時間をかけて飲ませるのですが、ようやく飲ませられたと思ったのもつかの間、全部吐いてしまうなんてこともしばしばです。

酸味のある脳圧降下剤が液体なもので、これが一番飲ませる際バレて悩みの種でした。

その後、動物病院の先生の判断でこの酸っぱい液体を飲ませなくてもよくなり、ステロイドも半分の量になったので、だいぶ楽になりました。

ただこのところ、徘徊と鳴き叫ぶのが酷い状態で、なだめて寝かしつけるというのを繰り返して朝になっていました。

考えてみると自分もこの時期くらいから、病院でアレルギー薬を処方され飲み始めた頃でした。

秋頃からは雄叫びをあげているクリームの寝かしつけ、薬の時間、発作に気を付けていたので、ろくに寝れておらず自分の咳の症状も加速していきました。

そんな中、クリームにまた血尿が出て膀胱炎になり動物病院にて、首に非ステロイド剤、抗生剤を注射しました。

すると、なぜかこのタイミングで1ヶ月間大丈夫だった発作が起きてしまい、これが何と6時間にも及びました。

その日のうちに、再び動物病院で鎮痛鎮静剤を打ってもらいました。

眠くなるはずの注射なのに、全く寝る様子が無いうえに発作が止まらない状態です。

長時間の発作が出てしまうと、このままクリームがどうにかなってしまうのではないかと心身共に本当にキツかったです。

ですから、なおのこと飲み薬は確実に飲ませないとダメだと思いました。

ここ最近薬の苦味がバレた際、警戒して薬の混じっていないフードまで食べない傾向がありましたので、主人が必殺技を考案しました。

クリームの舌の上に乗っかっても苦味が分からなければバレずにいけるもの…それはひょっとして「オブラート」なのではないかと思いつきすぐに実践しました。

【オブラート&花がつお包み】の作り方
薬が小さいので丸いオブラートを4枚に切り、一粒に1枚使い、薬を包んでから指に1滴ほどの水を付けオブラートの上から馴染ませる様に密着させ、花がつお(大きめ)の鰹節で巻いて隠せば出来上がりです。

オブラートに付ける水が多いと、オブラートが溶けて、薬が舌に乗った際にバレるので気を付けつつ、鰹節が大好きだったので、これが大成功でした。

塩分がありますから、病気によっては鰹節もあまり良くない猫もいると思いますが、クリームの場合は薬の時だけと割りきりました。

口を開けて喉の奥に入れ、ごっくんと飲ませる方法もあるようですが、何せ薬に対して警戒し暴れて無理でした。

このオブラート作戦にしてからは、膀胱炎で抗生剤がプラスされても薬一粒に対しオブラート1枚に包み、花がつおを巻けば良いだけなので薬の時間も精神的に一気に楽になりました。

お皿のフードの上に、このオブラート花がつおを置いても食べますし、オブラート花がつお単品でも食べてしまうくらい、薬の匂いもしないところが最高であります。