クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

2016年4月28日(木)以降 自分の3連痰目

4月28日(木)
今日は前日、許可が出た通り、三○さんが痰の検査。


そして自分も痰とレントゲンだった。


三○さん、今日「0」出てリーチ‼


2日(月)に最後「0」が出れば良いね‼


もしそうなれば、下の子の運動会に出れるから。


自分は痰を肺の底から出すため、「食塩水」だけのネブライザーを20分やる。


結構、水っぽいけどしょうがない。


その後、いつもの薬剤入りでネブライザーを20分やって疲れる。


今日は自分の記念すべき3連痰目に……「0」
出たーーーー‼‼


当初、9日に退院という話だったけど、野○先生はあまり良く思っていなかった。

「入院延長出来るけどどうする?」とか
「帰ってもあまり動けないよ」みたいな
マイナスな事ばかり言う………。


症状の酷い自分は退院に対して不安ばかりだったこともあり、主人と相談し、もう少し延長をお願いすると野○先生、超喜んでいた……⁉


そして先生は「退院する頃、薬もネブライザーも減ってメプチンに戻せていれば、ネブライザー買わなくても良いかもよ~。」
とも言っていた。


確かに、退院も近いだろうと一生懸命に自宅用ネブライザーのパンフレットを見て検討していたけど、この件も保留ですわ。



夜、主人が着替え、水、ティッシュなどを持ってきてくれ、すぐに帰りました。


仕事の関係でここまで来る時間が取れないようで、今日のうちに来てくれたのでした。

いつもすまないねぇ。



4月29日(金祝)
相部屋の良○殿がこの2日くらいで皮膚の痒みが酷くなった。


皮膚が腫れて熱を持っていそう。


そして明日退院だったのに未定になってしまい、がっかりしていた。


子どもの行事関係に、出る予定でいたのに良○殿もがっかりです。



陽○ちゃんからも連絡きていたけど、野○先生から、再入院勧められているから、覚悟は出来ているそうな……。


どうなるだろう……。



それにしても、今日は祝日。

またしばらく、シャワーを使えない日々が始まるな……。



そういや昨日「0」3個出してから、母や妹に連絡していなかった。


引き続き入院は延長することを伝えました。



4月30日(土)
今日は何となく1日苦しい感じと頭痛がする。


けど13時のネブライザーをやったら、少し良くなってきたかも。


14時近くに主人が着替えを持ってきてくれくれ、ディールームで話した。


ずいぶん前に、保健所から家に届いていた「入院期間延長通知書」を持ってきていたので、ファイルした。


入院もいつまで延長になるか、野○先生に聞いてみよう。



話はがらっと変わるけど、良○殿から「ビワ」をもらって食べた。


ビワを食べたのって何年ぶりだろう。


久々だったし美味しかったなぁ~。

2016年4月26日(火)以降 メンバー達0続々と

4月26日(火)
良○殿の2連痰目も「0」だったー‼

明日も0なら退院目前だね‼


「三○さん」も2週間ぶりのガフキーは……「0」だった‼

これで2連痰目も0……のはずが、三○さんの担当医より
「今日の実物の痰がまだ陰性化してないように見える……」
とのことで、3連痰目の検査へは進められないというのだ。


けど、2連痰目OKしてほしかったなぁ~


何故かって実は近いうち、下の息子さん「ひ○と君」の運動会があるから。


医者判断だし、こればっかりは仕方ないけど、三○さん自身も次に進められない事が、とても悔しい様子だった。



ところで、今日自分の担当医、野○先生に、私が木曜日「0」出たら退院は5月9日(月)になるって、言われた………⁉


こんな酷い症状でも、退院するのかと思うと不安でしかないんだが本当か⁉



一方、主人ですが、今朝から抗結核薬が始まりました。


見守ってくれる看護師さんもいませんし、毎日薬を忘れずに飲む事を、自分自身でやるのみであります。


そうして薬を飲みながらも仕事に行ったようでした。


すまないねぇ~。



私が退院したら、主人と部屋を分けた方が良いと野○先生に言われていたけど、今日から主人も私と同じ薬を飲むことを伝えたら、それなら部屋分けなくて大丈夫と納得していました。


先生が退院する患者さんに、必ずお願いしているのは、家族と部屋を別々にするという事です。


3連痰ガフキー0をかまして、退院させるわりには、完全には信用しないみたいです。


逆にいうと、そんなおそるおそる退院させるから、帰ってからが大変なのになぁ……?って思ったりするけど、現在の方針なのでしょう。


ぶっちゃけ、家族別々の部屋にする部屋数なんてありまへん。




4月27日(水)
本日、良○殿が3連痰目「0」を出して、29日(金)か30日(土)に退院予定に~‼



一方、三○さんは昨日の2連痰目で0出したのに、先生の目視では、嘘の0に見えたという事から、3連痰目をやらせてもらえないのを引きずっていた……。


ちなみに目視でまだ陽性っぽいというのは、痰の色というか汚れ具合をみて言っている様子でした。


三○さんの先生も、2連痰目を陰性と認めるか、一度は迷っていたけど……。


あっ、自分の事じゃなくても、同じ部屋だと、先生とメンバーとのやり取りが、丸見えで全部聞こえちゃうんですよ。


んなものだから、三○さんの納得いかないのもよく分かりました。


その後、看護師さんを通じて、次に進めないか、もう一度お願いした三○さん……何と明日受けられる事になったそうで、とても嬉しそうでした。


ただし、明日0が出せなかった場合、退院はおろか三○さんの可愛い息子ちゃん「ひ○と君」の運動会には間に合わない事になってしまいます。


けど、それでも我が子を思い、明日のガフキーにかける、三○さんの意気込みには、感動すら覚えました。



そんな私も明日は、痰の検査が入っている。


ちゃんとした本気の痰を出すため、食塩水のみのネブライザーで、痰出しすることにした。


いつものネブライザーは薬剤が入っている為、検査用の痰出しには適していないもので。


なので検査用の痰出しの後、いつもの薬剤入りで普通にネブライザーやるから疲れそうだな。



ところで、今日実家の母から連絡が入った。


接触者検診での採血の結果が、意外にも父、母、二人とも陰性(-)だったという。


一応、父、母の陰性(-)の件は、妹にもう一度聞いて本当だったので安心しました。


陰性(-)とは言うものの、以前に保健師佐○さんに、採血した65歳以上の人の半分以上は陽性に出てしまう……という事も言っていたなぁと頭をかすめました。


なら半分だけ信じれば良いということかなぁ。

あとは甥っ子の問題ですね。

甥っ子だけ陽性(+)だなんて、申し訳ないな…………。



そんな中、昼のネブライザー終わった頃、陽○ちゃんが来てくれ、ディールームでいろんな話ができました。


薬を中止している陽○ちゃんですが、中止の期間は、2週間までと決まりがあるんだって。


陽○ちゃん、5月2日(月)にまた診察に来るけど、ピラマイドが肝臓に一番キツイから、それ以外の3種類(イスコチン、リファンピシン、エブトール)で再開するかもだって。


ちなみに、再入院することも、勧められたそうだ……⁉


陽○ちゃんも担当医が、野○先生なのだが、再入院だなんて、薬代わると危ないという事なのか……⁉


陽○ちゃん、今後の連休に備え、ボディー用のウエットシートくれて、いつも気遣ってくれありがとうね~。

2016年4月24日(日)以降 0祭り始まる

4月24日(日)
今日は父の誕生日だなぁ~と思いながら1日過ごしていた。


生理痛の鎮痛薬もどうにか飲まずに乗りきれた。


胃の調子もだいぶ良くなってきて、ご飯も食べられるようになってきたし。


日曜日だからシャワーが使用出来ないから、明日こそは入りたい。



ところで、せっかく木曜日に0を出して、リーチかかったけど、金曜、土曜と生理痛だった為に、野○先生に聞けなかった事があるのだ。


それは、0が2回でリーチかかったら、この隔離病棟から外へ出られるというわけ。


もちろん、細かい条件はあるでしょうけど、担当医の許可が必要です。


次に野○先生に会ったら聞いてみないと。



16時頃に主人が着替え飲み物などを持ってきてくれ、1時間くらいして帰って行った。


夜には妹に連絡し、最近の経過報告などの話をしました。


妹もここのところ、婦人科系の手術をしていて、病み上がりの為、少しゆっくりしてほしいですね。




4月25日(月)
昼間母に連絡し、昨日父の誕生日だった話や、ガフキー0がリーチになった事を伝えた。


おそらく0の事など聞かされたところで、ちんぷんかんぷんだとは思いますが。



そして、今日は相部屋の良○殿が、0を叩きだし、何と「3連痰」となったのだ‼‼


相部屋の三○さんも明日0ならば、3連痰になるぞ‼


0が連発するのが、こんなにもうれしいとはね。


19時頃、主人が着替えを持ってきてくれました。


主人が来てくれる時はディールームで面会します。


部屋に入院患者以外の人が居ると、相部屋メンバー達もリラックス出来ないと思うから。


なのでディールームで話すると、結構他の患者さんに聞かれてしまっている時もあります。



つい最近も、主人は明日の朝から、抗結核薬を飲むことになっているのですが、どうやらこの話が漏れてしまっていた。



それは、私の姿を見かけた薬剤師下○さんが、ディールームにやって来て、話していたら、たまたま居合わせた車イスの「北○さん」に聞かれていたようなのだ。



この薬剤師さんとのやり取りの件は、主人も結構怒っていて、沢山の人が居るディールームで、個人情報を他人に聞こえる所で話せる神経は疑う……的な事を言って怒り狂っておりました。



主人は、自分の病状の事など、全く知りもしない他人に、何故知られなければならないのか……というところまで医療のプロなら考えて欲しかったんだと思います。



ただ、あの場に居る入院患者さん達は、興味本意ではなく、本心から心配してくれて声かけしてくれたのでした。



よく面会に来ている主人の事は、分かっていますし、心配していろいろ聞かれるとやっぱり隠し通せるわけもなく…………。


「明日から(主人も)薬飲むことになった……。」

と言ったら、その場に居た車イスの「北○さん」、相部屋「良○殿」、熱がしょちゅう出てしまう向かいの男性部屋の「鈴○さん」も皆、ずっこけて、びっくりして、イスからずり落ち、ひっくり返ってしまっていた…………。


だいぶ皆を驚かせてしまって、すいませんなぁ……。




話は急に変わり、とても大事なことですが、そろそろ自宅で使えるネブライザーを探さなきゃと考えている。


私の担当看護師宍○さんに、ネブライザーのパンフレット頼むとするかなぁ。

2016年4月22日(金)以降 生理痛

4月22日(金)
今日は生理痛で参った。

鎮痛薬の「コカール」では痛みをガマンできず「ポンタール」を飲むはめになった。


前回は軽く済んだったのを思い知る。


ポンタールは、ボルタレン同様に強い薬で腎臓に負担かかっちゃうけど、仕方無いな今日ばっかりは。


結核薬で毎日、腎臓、肝臓に負担かけてるから、生理痛なんてものがなかったら、出来れば飲まない方が良いに決まってる。



日中、主人が着替え、水、ティッシュ、タオルなど持ってきてくれた。


急に風呂の順番が回ってきてしまい、野○先生も入った方がいいと言うので、生理痛ながらも頑張り、鬼の形相で入ってきた。


元々、自分はシャワー派なので浸かったりしないので、ささっと。



生理痛なので動けなかったけど、何やらディールームでは、患者さん向けに「きみまろDVD観賞」が開かれているらしい。



主人もぼちぼち帰って行ったけど、保健所から仕事をしても大丈夫だとの報告を受け、早速仕事先に再開のお知らせをしたところ、すぐに予約が入ったんだとか。



けど、胸の方が痛むらしくて仕事出来るのかなぁ……。




4月23日(土)
今日も引き続き、生理痛キビしくて参った。


ポンタール&コカールでだいぶ胃がやられた。


1日1回の胃薬も追加してもらった。


ファモチジン」といういわゆる「ガスター」みたいなものらしい。


ついこないだ、隣のベットに引っ越して来た「小○良○さん」(良○殿と勝手に呼んでいる)がファモチジンの件もささっと調べて、ガスターだと教えてくれたのだ。


医療事務をやっているからなのか、きっと体が勝手に動くくらい、自然に調べたりというのが板についている。


てきぱきしているし、なんかすごい‼



ところで、こないだ退院した陽○ちゃんからの連絡で、最近また咳、痰が出るというのだ……。


野○先生も言っていたが、1ヶ月経って一度悪くなる時だというのと、抗結核薬で肝臓の数値が羽上がってから、一時休止しているのもあるからなのかなぁ。


不安だからこそ今は、野○先生に従うしかないだろう。


夕方、主人が自分で豪華な晩御飯を作った写真を送ってきた。


主人も具合悪いはずだけど、何やってるんだか……。


相部屋の三○さんに見せたら、びびって引いていた。


結構、何でも器用にやる主人ですが、入院食に飽きてしまっている私の方こそ、そのおかず食べたいんですけど。



まぁそんなことより、明日はこの生理痛も胃の具合も少し良くなっていてほしい。


何と言っても今回の生理痛は、過去のものと比べても痛みがヤバかったものだから。

2016年4月21日(木) 主人の気管支鏡の結果

2016年4月21日(木)
今日は採血、痰の検査の日でした。


野○先生が夕飯時に伝えに来てくれた。


毎度の事だけど、ガフキーが何号なのか聞く時は、何故だか合格発表の気分になるのは私だけだろうか⁉


ガフキーが下がっていくのが、うれしいような……。


けど、人によっては横ばいだったり、上がったり⁉してガッカリしたり……。


とにかく若干の緊張感を持って聞く感じです。


話が脱線しましたが、本日のガフキーは…………「0」…………でした⁉


前回に続き、今回も0だとは……。


前回と今回と、培養の結果が先の事なので、0号だと思っていても8週間待っている間に、結核菌が生えてきてしまったら、見掛け倒しの0号という事にはなります。


今回、2回目の0号ということで、普通なら喜ぶべきなのだが、正直困惑です。


何故って、入院時から変わらぬ症状の酷さと、数字的にはガフキー0号っていうのが、ギャップがありすぎて、どうしたらいいか分からない。


要は結核菌はいないのに、肺の苦しさ、咳による肋骨の痛み、そして酷い咳だけがそのまま残っちゃってる。


毎日咳で、ゼコゼコして苦しいから、症状が良くなるまでは一番辛い期間をどうにか乗りきろうと、ネブライザーに切りかえたけど、今となっては無いと生きていけない。


朝、昼、夕、寝る前の薬の数も相当多く、この状態でリーチがかかると思わなくて、うれしさより退院してからやっていけるかの心配ばかりが頭をよぎった……。


確かにガフキーが低い状態(結核菌が少ない)で見つかり入院した人は、培養まで待たずに3連痰がガフキー0号ならば退院しているようだが……。


症状軽かったら、そっちの方がやっぱりうれしいもんなぁ~。



ところで本日は、主人が診てもらっている病院の院長が急いでくれたおかげで、月曜日まで待たずに気管支鏡の結果が出たのだ。


結果は…………
「肺結核ガフキー1号」だった……………。


ちょっと複雑なんですが、これは痰から判ったガフキーではなく、気管支鏡を入れて判ったガフキーというのは、全く同じ感覚のガフキーではないらしいのです。


保健師佐○さんによると、痰から菌が出ないと、肺菌していると見なさないというので、抗結核薬は月曜日から始めないといけないが、仕事もやって良いんですって。


ただし、気管支鏡をやると肺菌しやすくなるから、今後定期的な痰の検査で菌が出てしまうと、アウトになってしまう。


私や皆のように隔離入院ってことです。


それにしても、肺の中には住んでいるのに、痰には出てこないって不思議。


宙ぶらりんの期間が長かったけど、薬を飲むことが確定したから、今の症状も改善していくと思ったら、少しは安心しました。


っていうか、ほぼほぼ高確率で私の結核菌が移ってるんだし、何を偉そうに言っているんだか。

本当に申し訳ないのだ。



そういえば、今日の病棟退院者は長期入院の池○氏であった。


多分3ヶ月半以上は、入院してたんじゃないかなぁ?


入院期間が長くなるほど、退院後の体力回復も時間がかかるだろうなぁ。


細っこいから栄養つけて頑張れや~。

2016年4月19日(火)以降 主人の気管支鏡

4月19日(火)
主人は午前中、気管支鏡でした。


麻酔の量が足りてないんじゃないかと言うくらい、死ぬほど苦しかったみたいだ……。


帰って来てから、具合が悪くなり、苦しくなったと言っていた。


よくその日のうちに、車を運転して帰ってこれたものだ。


幸い熱は出てないみたいだけど、とにかく寝ておくれ。


気管支鏡って、やっぱり恐いね。


野○先生も言っていたけど、下手したら私も退院してから気管支鏡やる可能性はあるからなぁ。


想像して、びびってても仕方ないけど、今は考えるのよそう。


今日、夕方来た保健師さんは佐○さんではなく、「山○さん」でした。


佐○さんと山○さんが交互に来るとのことだった。


ところで、私の親戚のおばさんの件は伝わっていなかったのだ。


この件も早く解決しないと、おばさんも夜眠れないだろう。


結核を撒き散らしておいて、いまだ何の謝罪もないことに、恨んでいるのではないだろうか。


私も、まだまだ、ろくに声が出ないのに、無理矢理絞り出してしゃべっているため、酷いしゃがれた状態である。


なので、まだ私の本当の声は、誰も知らないのである。


陰では男性患者らが、私のあだ名を「中村あゆみ」と呼んでいることぐらい知っているんだぞ‼


中村あゆみに失礼ではないか。


どちらかというと「天龍源一郎」だゎ‼‼


話はだいぶ脱線したが、普通に声が出るのなら、直接おばさんに一連の結核の話をしてしまいたくなる。


おばさんに会う直前に肺がん結核検診を受け異常なしだった事も事実ではあるけど、安心材料にはならないかなぁ。



今の自分は、声が聞き取れないのも去ることながら、接触者以外は部外者になってしまうため、デリケートな結核問題を外に漏らすことは、医療関係者、保健師さんらはあまり良い顔はしていない。


間に私の担当の保健師さんと実家の担当の保健師さんが入っているから、何だか複雑になってきている。


まとめると、早くこの問題を解決してほしい。それだけだ。



遅い時間だったけど、薬のことで薬剤師の下○さんが来てくれ、詳しい話をいろいろ聞けて勉強になりました。




4月20日(水)
午後、ネブライザー終わって14時過ぎた頃、診察終わりの陽○ちゃんが来てくれた。


なんと陽○ちゃん、肝臓の数値が3桁になって、普通の人の5倍くらいになってしまい、結核の薬を一旦中止しなければいけなくなってしまった。


ガッカリしていた。


今日の分は飲んでしまった為、明日から飲まないで1週間経って、様子を見ることになったそうだ。


毎朝、お経のように繰返し読まされている、内服を途中で止めるとどうなるか。


薬が効かない結核菌が出来てしまうのを、多剤耐性結核というのだが、これが頭をよぎる。


ただし、陽○ちゃんのように薬が合わない場合、先生の指示のもとで中止したり再開したり、薬のチェンジも出来るのである。


どうなるか不安だが、もしかすると中断するから6ヶ月が9ヶ月コースになってしまうかもしれないと言っていた。


6ヶ月のつもりが9ヶ月になるっていうのは、なかなかきつい。


それだけ飲み忘れてはいけない期間が長くなるってことは、気が抜けない期間も長くなり、陽○ちゃん気が沈んでいるかもしれないなぁ。


それなのに、陽○ちゃんったら、気を使って、飲み物やパンを買ってきてくれちゃってさ。


人数分あったので、相部屋の2人にも、おすそわけしました。


陽○ちゃんが帰るときエレベーターまで送りながら、少し話し込んだ。


野○先生に見つかり、陽○ちゃんの肝臓のこともあるから、座って話すよう、うながされた。


今日は陽○ちゃん、どうもありがとう。



夜になり、主人が熱出たり、血痰出たりしていると言っていた……。


気管支鏡の結果がまだだから、身心共に辛いもんなぁ……。

2016年4月17日(日)以降 3人部屋

4月17日(日)
天気が良くないせいか、わりと1日ゼーゼー言ってた。


なもので、スッキリしないから少し仮眠したりした。


女子会をした一人部屋の同級生が、明日引っ越して来るらしく、3人部屋になることがわかった。


結核病棟も混んできたって事かな?



4月18日(月)
今日から引っ越して来た同級生は、「小○良○さん」です。


さわやかで、可愛い感じの印象です。


3人部屋になり、よろしくです。



ところで、今日妹より血液検査の報告がありました。


妹は陰性(-)だったのだが、甥っ子が陽性(+)だった………………。



ショックであった。6ヶ月~9ヶ月予防薬のイスコチンを飲む事になってしまった。


何とも言えない、申し訳ない気持ちでいっぱいで、気持ちの整理がつかない………。



夕方、主人がティッシュなどを持ってきてくれました。


主人は明日、気管支鏡があるので今日の21時以降、食べ物は口に出来ません。


もしも結核菌が出てしまったら、主人も抗結核菌を飲む事になるだろう。


そして仕事は一旦、廃業するしかないだろう、というので頭がパンパンみたいだ。


すべては明日明らかになると信じよう。