クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

2016年5月29日(日) 錠剤願い叶うか

5月29日(日)
今日はやけに眠くて、日中ちょこちょこ寝た。


何故、寝不足かというと隣の男性部屋に、この前新患で入ってきた、おじいさん患者が、夜中ず---っと誰かの名前を叫び続けているのだ。



おじいさん患者は、ナースコールを押すことを知らないのか、分からないのか、看護師さんもまた、叫び声には気が付かない為、私も何度もナースステーションに知らせに行き、疲れてしまった。



そして自分も睡魔がきて、うつらうつらすると、また叫び声が聞こえるわで、どうやらご家族の方の名前を呼んでいるみたいです。



自分も子供の時、遠くにいても、祖父によく名前を呼ばれていたのを思い出しました。



体が不自由になってからの祖父は、目の前に居る妹ではなく、遠くに居る私を呼ぶため、祖父の目の前に行くまで、ずっと叫び続けるのだが、それがそのおじいさん患者とよく似ている。



おじいさん患者が叫んでいるだけなら、看護師さん達も、順番に対応するから、もう少し待っていてもらおう、ということもあるだろう。



けれど、看護師さん達も、とても忙しく猫の手も借りたいぐらい病棟中を走り回っているため、昨日のおじいさん患者の突発的にやらかした事件には参っただろう。



寝たきりのおじいさん患者は、看護師さんをいくら呼んでも来ない事に怒り、自分のおしめを外して床に投げ捨て、ベットに引いてあるマットも汚物まみれにし、結果取り替えるのに大変だったということがありました。



そんなことがあったもので、おじいさん患者の声が聞こえると、まだ看護師さん来てないのかなぁ……と気になってしまうのでした。




5月30日(月)
今日は昼のネブライザーからゼコゼコが止まらず、そのまま夕飯になってもゼコゼコのまま。



だから夕方、お掃除担当「関○さん」に言われるまで知らなかったけど、50代くらいの女性の新患さんが入院してきて、ずっと泣いていて大変だったとのこと。
 


会社の健康診断で引っかかってきたという。



お掃除関○さんも心配していたけど、見た感じ話が出来る余裕はない……そんな表情していた。


今日はそっとしておこう……。そう思ったのでした。




朝からゼコっていたけど、夜のネブライザーになり、終わってもゼコゼコは相変わらずで、今日は一日中ダメだった。




妹との連絡で、甥っ子のイスコチンの良い情報が聞けました。



甥っ子の手元にある粉のイスコチンは、現在1日3回ですが、1日1回まとめて飲んで良いとのことで、処方された分以降からは、1日1回の錠剤になるというのです。



主人が薬剤師さんにお願いしてみた甲斐がありました‼



妹もとても喜んでいて、主人に感謝していました。



予防薬と言ったって、6ヶ月~9ヶ月飲みますから、1日1回の方が楽なはずですしね。



本当に良かった……と思いながらベットに入りつつ、今晩も隣のおじいさんは叫んでしまうのか⁉ どうなるでしょう……。