クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

2016年5月9日(月)以降 フィリピーナ⁉

5月9日(月)
今日入ってきた患者さんは日本人じゃなかった。


想定外だった。どうやらフィリピーナのようす。


彼女の名は「佐久間ロサリーロペ」さん。


「話しかけないでオーラ」全開のため、話はしない。


熱があるはずの彼女だが、とにかくずーーーーーーっと歌を歌っている。


ダンナさんはずいぶん年上な感じで、65才以上だろうか。



明日もまた1人入ってくるというし、4人部屋になるってことか。


最近患者さんも増えてきて、部屋もだいぶ狭くなりそうである。



日中、こないだ退院したばかりの池○氏がやって来た。


車の免許の更新に行ってきた帰りらしい。


明日からも続々と男性患者さん達が、退院して行くんだったなぁ~。




日中、主人が水、着替え、ティッシュを持ってきてくれました。


実は入院してから冷蔵庫を一度も使ってなかった自分。


ここんとこ、だいぶ暖かくなってきたし、さすがに冷蔵庫使った方が良いだろうって主人と話して帰って行きました。




5月10日(火)
今日は男性患者さんの鈴○さんが退院して行った。


そして、うちの部屋に「18才の女の子」が入ってきたけど、向かいの部屋の鈴○さんが退院した空き部屋にそっこー移動して行った……。



ところで、フィリピーナ佐久間さんの香水の臭いがキツすぎて、こちらも具合悪くなりディールームに避難していた。



日中、主人が冷たいお茶などを持ってきてくれたので、早速冷蔵庫を使ってみたのでした。



看護師「斉○さん」に香水の臭いの件で相談してみた。


すると意外な事を言われてしまいます。


ようは……私は0を4回も出しているから、受け入れ先(一般病棟)さえ決まれば、むしろ早く退院するべきはあなたで、佐久間さんは、これからが治療本番な訳だから苦情は受けつけません……というような事を言われてしまいましてね。



担当医師、野○先生に自分の退院を止められてから、もう少しここで頑張って治療に専念しようと、気持ちを入れかえたっていうのに、一体どういうメンタルでこの病棟に居たらいいのか分からなくなってしまう。


私だって、ここから早く出たい……。


私の場合ここにいるうちは、他の患者さんのように、外に散歩に行くことを許してはもらえないのだから……。


それでも、入院生活を選らばざるおえない自分。


先生の考えが看護師さんに全く伝わっておらず、患者である自分の立場がないのは辛いことである。


きっかけは香水の件ではあるが、看護師さんによっては「この患者なんでさっさと退院しないのよ。」って思われながら今後、世話してもらうのもキツいわぁ………。



そうそう。良いこともあります。


良○殿本日、4回目の「0」を叩き出す‼‼


今日はそんなとこです。