クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

2016年1月15日(金) 火葬 🐱15

1月15日(金) クリームの介護生活の間は、いつなんどきでも動物病院に車を出せるように、主人はお酒を、ずっと飲んでいませんでしたが、12日にクリームが亡くなってからというもの、お酒を解禁しました。

クリームの居なくなってしまった寂しさから、湯水のようにお酒を飲んで、すぐにコタツ等で寝てしまうくらい、心身ともに疲れきっておりました。

私は横になってしまうと、咳が止まらなくなる為、ソファーにもたれて、うとうとするパターンになりつつあり、熟睡出来ない感じで過ごしていました。

今日は予約していた「ペット霊園」に向かう為、クリームを車に乗せ連れて行きました。

亡くなってはいますが、クリームと一緒に居られるのも、もう最後となりました。

こちらのペット霊園では、まずベッドの形をした体重計にて体重測定をします。

3㎏から料金が上がるということでしたが、クリームは2.65㎏でした。

クリームの亡くなった悲しみの中、料金の事など提示されると、あっという間に、現実に引き戻されます。

亡くなる少し前に、オシッコ、ウンチを出しまくっても、思ったほど体重が減っていなくて驚きました。

その後、クリームを抱いて焼き場のトレーに乗せるとき、体は全部硬いものと思ったのに、首だけがくたくたして柔らかいので、頭も動きますし、まだ生きているみたいで、なにか込み上げてくるものがありました。

トレーに横たわったクリームの体の周りに、お花を飾り、キャットフードを口元の近くに置きました。

メッセージカードには、主人と私のそれぞれの想いを書きまして、枕元に挟み、手を合わせ点火となりました。

焼き場の煙突を見上げながら、しばし手を合わせ、
「天国でも沢山走り回るんだよー」
とクリームを想うのでした。

火葬が終わるまでの待ち時間も、今までの大切なクリームとの時間が、走馬灯のように頭に浮かんできて、涙が止まらなくなってしまいました。

火葬が終わり、お骨になったクリームは、薬の作用で緑色が所々に付いていて、左下顎の骨は二つに割れていました。

フードを食べる際、後半ガリガリ顎が鳴っていましたので、骨がもろくなっていたのでしょう。

そしてお骨を改めて見て、
「クリームはしっぽが長かったんだな……」
って事が脳裏に焼きつきましたね。

お骨も無事に、小さな骨壷に収まりまして、一度家に帰ります。

帰りの車の中は、クリームのベッドが、ぽつんとあるだけで何か変な感じでした。

火葬まで終えたところで、今回クリームの胸水を抜いてくれた、動物病院の先生にも一言お礼を伝えたくて足を運びました。

先生的には、亡くなるまでの展開が思ったより、早かったと感じたようでした。

無事に感謝の気持ちを伝えられ、
「全部終わったんだなー」としみじみ噛みしめていました。