クリームとお引っ越し 🐱3
2008年夏頃、クリームと一緒に引っ越してからは、のびのびと生活させていました。
生活する上で「クリーム観察日記」の様なものをつけ、ご飯やトイレの回数等を書き記して体調管理に努めました。
クリームは外猫時代が長かったからなのか生まれつきなのか、体はあまり強い方ではありません。
ご飯を吐きやすかったり膀胱炎も頻繁になっていました。
膀胱の尿の中に石の小さな結晶があるため、血尿になってしまった事もありました。
それらを改善させる様なペーハーコントロール、毛玉ケア等のご飯を食べてもらいました。
外猫として見かけていた頃から、我が家の飼い猫になるまでには、7年くらい経過し、すっかりおじいちゃん猫になっていました。
なのでどこかしら調子が悪くたって仕方ないと割りきり、クリームの個性として受け止めて楽しくのんびり過ごしていました。
クリームが元気で健やかに過ごせる事が自分達の幸せなのです。
しばらくはこんな感じで過ごし、調子が悪くなれば主人の弟が獣医師ですので、アドバイスをもらう事もあり、とても助かり安心して暮らしていました。
とはいえ遠く離れているので、もちろん動物病院へも連れて行きました。
この頃のクリームへの悩みは、飼い猫になり何年経っても日中、夜中、朝方その日の気分でとにかく外に向かって鳴き叫ぶのですが、止められないし、なだめてあげる事しか出来なかったです。
あまり鳴き叫ばれると、いくらペットOKだからと言って、ご近所の皆さんから苦情が入るのではないかとヒヤヒヤしてました。
主人の弟(獣医師)からも鳴き叫ぶのはこれ以上どうにもならないとの事で、強めの個性だと言い聞かせて受け入れたのでした。
穏やかな日々を過ごしていた矢先、急に生活が一変する出来事が起こったのです。