クリームの部屋

誰かの役に立てば幸せ

クリームを保護 🐱2

そして動物病院での結果は可哀想な事に、骨盤骨折していました。

幸い手術しなくても大丈夫ですが、絶対安静との事。

入院させて骨盤がくっ付くのを辛抱強く待たなくてはなりません。

入院中に面会に行くと「待ってました」と言わんばかりに甘えてきます。

後先考えずに保護したクリームだったけど、すぐに気付いて病院へ連れて行き正解だったと思っています。

入院してから3週間たった頃クリームを引き取りに行きました。

かろうじて、くっ付いている骨盤をジャンプでもして骨折を悪化させる訳にはいかず、退院後も目が離せない状況が続きます。

おそらく骨折の痛さと外に出て自由になりたいのか、特に夜中から明け方に鳴き叫びます。

外で見かけていた大人しそうな愛嬌のあるクリームが、家の中では狂暴化しています。

外猫時代が長かったので仕方ない事ですが、鳴かれてもじっと我慢するしかないのです。

そろそろジャンプしても怖くなくなってきた頃、引っ越しを考えます。

当時暮らしていたところはペットは公に出来ない建物でしたので、きちんとペットOKのところへ引っ越しをしたのです。

クリームにしてみれば、また外を走り回りたい本能があり、それを人間のエゴで奪ってしまったのだとしたら、自分達にとって複雑な気持ちではあります。

ただ今回の事故をきっかけに穏やかに安心して長生きして欲しいと心から思ったのでした。